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治療概要

フォトフェイシャルとは元祖IPLと言われる、日本で始めて導入されたIntensive Pulsed Light(インテンスパルスライト)、いわゆる光線治療器です。
Rejuvenation(総合的若返り美顔)という概念が導入されたきっかけとなった治療器械です。
Luminus社製の器械でNatulight(ナチュライト)という器械の名前で出回っています。

フォトフェイシャルが日本に入ってきたのは今から5年ほど前ですが、それ以前は美肌治療は主にレーザーを用いて行われていました。
レーザー治療は「カサブタガできる」「痛い」「ダウンタイムが長い」などの欠点があり、なかなか一般的ではなかった感があります。

その点フォトフェイシャルは「ノーダウンタイム」「痛みなし」「化粧可能」という圧倒的メリットがあったため、あっという間にかなりのブームになりました。当初の治療費は1回8万円ほどする高額なものでしたが、今では1回3万~4万円くらいのクリニックが多いのではないでしょうか。

IPL(Intensive Pulsed Light)とは波長600nm前後から1200nmまでの、ブロードバンドな光線の事を指し、これにより一度の施術で、シミ、ソバカス、赤ら顔、シワ、毛穴の開き、くすみまで治すことができるといわれています。

レーザーはシミだけ ソバカスだけ、血管拡張だけ というように個々の症状のみを治す専門的治療法ですが、フォトフェイシャルは、一度にシミもソバカスもくすみも、毛穴の開き も、赤ら顔も治してしまう総合的美肌治療だとお考えいただければわかりやすいかと思います。

そのかわり、レーザーは基本的に1回の治療ですみますが、フォトフェイシャルは1カ月おきに5回の施術で1クールのセット治療となります。

レーザーは強いパワーで早く治す方法

フォトフェイシャルは弱いパワーで時間をかけて治す方法、と言ってもいいかもしれません。

フォトフェイシャルは、当時主流だったレーザーとはまったく違う概念の治療法であったため、当初は大人気となり、猫も杓子もフォトフェイシャルのような風潮がありましたが、現在では 施術する者の技術の差によって効果に差があることがわかってきており、経験が十分にあり、技術もしっかりしたドクター選びが重要です。
レーザー治療よりも、施術者の技術を選ぶ治療法と言えます。

毎回行くたびに、違うドクターだったり、ナースがセッティングして施術しているようでは、本来のフォトフェイシャルの効果は出ません。

初期の頃のIPLとはいえ、フォトフェイシャル(ナチュライト)はすばらしい器械です。
きちんとしたクリニックで施術を受ければかなりの効果は出るでしょう。

現在では第2世代と言われる、進化したフォトフェイシャルもあります。

フォトフェイシャルでできること

シミ・ソバカス

年齢とともに新陳代謝が衰え、色素が沈着してできるシミ・ソバカス。フォトフェイシャルの光で色素が沈着している部分が浮き上がり、数日後には皮膚の代謝でシミ・ソバカスが剥がれ落ちます。同じように、首や胸元も治療することができます。

赤ら顔・血管拡張

赤ら顔は顔の毛細血管が広がって見える状態。フォトフェイシャルの光で肌表面に見える余分な血管がダメージを受け、赤ら顔の解消に効果をもたらします。

毛穴の開き

年齢とともに徐々に目立ってくる毛穴の開き。フォトフェイシャルは開いた毛穴を引き締め、きめの整った肌に近づけます。

シワ

目じりなどの細かいしわにフォトフェイシャルは効果をもたらします。コラーゲン造成作用により、肌の内側からふっくら蘇ります。

全体

各肌トラブルによって機械を変えるレーザー治療と違って、フォトフェイシャルの最大の特徴は、顔全体への照射ができ、異なる肌トラブルに同時に効果をもたらす事です。

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